夏休み・子ども芸術体験プロジェクト

Art Space Kagoshima 2013

2013年7/28~8/26まで、県内8会場で、たくさんの子どもたちが色々なワークショップを体験しました。

笑顔いっぱい、新しい発見いっぱい!そんな楽しい様子をお届けします。

◆音楽ワーク 【てづくり楽器であそんじゃおう!】

◆てづくり楽器での演奏はここでしか聞けない

  素敵な音楽◆

 

日用品からつくる楽器は、作った人によって音色がちょっとずつ違います。だから、今日の演奏会は一回限りの貴重な演奏会。この素敵な音色をいっぱい奏でて遊びましょう。

 

このワークでは、一人一人がいろんな楽器を手作りしました。小さいものをたくさん作ったり、1点の大作を集中して作り上げたり。使う材料によっては鳴る音も全然違うので、同じ楽器を作った子でもお互いに音を鳴らしあって楽しみました。

最後の演奏会では、大事そうに、そして楽しそうに楽器を鳴らす子どもたちの姿にたくさんの拍手が送られました。

 

《アンケートより》

・はじめてがっきをつくって、むずかしかったけどたのしかった(小1女子)

・難しかったけど、楽しかった。また来年もあったら絶対参加したい(小5女子)

・みんなでえんそうしたのが楽しかった(小2女子)

・色をぬったり、切ったりするのが楽しかった(小2男子)

 

◆美術ワーク 【スプレーアート体験~自分の宇宙を描いちゃおう!】

◆最後までどんな絵になるか分からない。

  自分だけの小宇宙◆

 

スプレーを使って、どんな絵がかけるのかワクワク!最後までどういう絵ができあがるかわからない、私の宇宙はどんな空間が広がっているの?体験した人だけが感じられる出来上がりのドキドキの瞬間。

 

ワークショップに来てくれた子の中には実際にスプレーを使ったこともない子もいたようです。そうですよね、なかなか日常生活の中でスプレーで色をつけることなんてありません。だからこそ、何ができるのかわくわくします。

試行錯誤しながら、自由に手を動かしていくと、最後にはみんな驚きの瞬間に出会えたようです。自由に描くことが楽しい!素敵な感想ありがとうございます。

 

 

《アンケートより》

《霧島》

・スプレーでしっぱいしたり、いろんなことがあっておもしろかったです(小1男子)

・自由にかくことができることが楽しかった(小5男子)

・スプレーでたくさんの絵が書けたし、宇宙を書くのは初めてなので楽しかった(小5女子)

・スプレー書くときがどきどきだった(小5男子)

《鹿児島》

・ぺったんぺったんがむずかしかった(小1男子)

・小さな星をかくのが楽しかった(小4男子)

《伊佐》

・はじめて知って楽しかったです(小6男子)

・スプレーで絵をかいたり、ザクさんのお話を聞くところが、とても楽しかったです(小5女子)

《鹿屋》

・きたない絵からきれいなちきゅうになりました(小1男子)

・スプレーをつかって絵をはじめてかいたのがよかったです。あんな絵がかけるとおもっていませんでした(不明)

《南さつま》

・絵をかくこと、友だちができたことがたのしかった(小2女子)

・考えるのがたのしかった(小4男子)

・みじかにできないことができたからたのしかった(小4男子)

◆パントマイムワーク 【子どもパントマイム講座・スペシャル】

◆僕、エスカレーターに乗ってるように見える?◆

 

パントマイムってどんなことやるの?どうやってやるの?どうなってるの?きっと疑問だらけのパントマイム。見たことはあるけど、やってみたことはない子が多いはず。この仕組みはワークを受けた者だけが知ることのできる秘密なのです。

 

見えないけど、そこに壁がある、エスカレーターがある、子どもたちはこんな動きを体験しました。見るとやってみるとは大違いで体を動かすのは難しい・・・だけど、鏡で見てみると、あれ!?できてる!!そんな喜びがいっぱいありました。またやりたい、続けていきたいという子どもたちがいっぱい。もしかしたら未来のパフォーマーが生まれるかもしれません。

 

《アンケートより》

・またやりたいなとおもいました(小1女子)

・さいごにやったわらうパントマイムが楽しかったです(小3男子)

・エスカレーターのパントマイムがどうやっているのか今まですごく不思議だったので、分かってとてもよかった(中1男子)

◆遊び・表現ワーク 【忍者修行!忍者イオンに現る!】

◆イオン隼人に忍者現る◆

 

ショッピングセンターの中に色とりどりの忍者が集結した。

一人前の忍者になるためにかかせないのは修行。お店の人にあれこれ聞きながら、修行の書を手に入れたら、さっそく修行だ!

 

子どもたちは、先輩忍者に忍者作法を教えてもらいながら、頭巾と新聞紙の刀を手にショッピングセンター内を縦横無尽に走り回りました。修行の末には、棟梁との最終決戦が待ち受けていたのです。

通いなれた場所が、遊び場所に変わる・・・子どもたちからドキドキとワクワクがあふれていました。

 

《アンケートより》

・わからないことがいっぱいあって、そこをかんがえるのがたのしかった(小2女子)

・まきものをさがすのがたのしかったです(小1男子)

・先ぱい忍者から修行帳をもらったり、いろいろなところに行ったのが楽しかった(小5男子)

・まきものをさがすのが、たのしかった。いろいろな店をさがしたり、あいことばをつかうのがたのしかった(小2女子)

・ふだんじゃできない忍者のかっこうをしてお店をまわることができて楽しかったです(小5男子)

 

◆工作・遊びワーク 【飛べ!紙とんぼ!~日本のあそびを遊ぶ~】

◆もっと高く、もっと早く飛んで行け紙とんぼ!◆

 

ゲーム機なんかなくても、遊びは簡単に作れる!

ちょこっと手を加えれば飛び方だって、速さだって変わるのが紙とんぼ。高く飛ばそうか、速く飛ばそうか、自分の紙とんぼは工夫次第でどんどん変わります。

 

本当に初めての人でも作れちゃうのが紙とんぼのいいところ。

そして、それをいかに楽しく飛ばそうか、一生懸命達人の技を盗もうとしている子どもたちの目がとっても輝いていました。

飛ばすコツは参加した人のみの秘密。みんなに自慢するかな、それともこっそり、誰かに教えてあげるかな、家に持って帰っても楽しんでいる子たちもいるようです。広がれ紙とんぼの輪!

 

《アンケートより》

《指宿》

・紙とんぼを飛ばすところがおもしろかった(小4男子)

・はじめてつくったのがたのしかったです(小1女子)

・すごくとんだことが楽しかった(中3女子)

《南さつま》

・高くとぶ方法や前にとぶ方法が知れた(小4男子)

・高く上げるやつで優勝したこと!とつくったことが楽しかった(小5女子)

・キャッチがいっぱいできた!(小1女子)

《鹿児島》

・ぼくがつくった紙とんぼがたかくとんでうれしかった(小2男子)

・まわすのがたのしかった(小1女子)

《鹿屋》

・いろいろなとばしかたがあって、楽しかった(小5女子)

・扇風機で紙とんぼを飛ばしたり、紙とんぼを作ったりしたのが楽しかったです(小4男子)

・つくったのにあなをあけたことが楽しかった(小4男子)

◆即興演劇ワーク 【子どもインプロ・誰でも役者!~自分のアイデアが物語に!~】

◆台本もセットもいらない、ここでお芝居を作ろう◆

 

セリフを覚えて、セットを作ってお芝居するぞ!だけが演劇ではありません。ここでは即興演劇、その場で作るお芝居を体験します。気持ちが動いたら、それを表現するだけ。たったこれだけのことですが、とっても楽しそうでしょ?

 

自分の体を使ってみたり、誰かと一緒に動いてみたり、正解がない世界で子どもたちは自由に動き回りました。自分のアイデアを出すっておもしろい!自由な発想がワークをどんどん展開させてくれます。考えること、心が動くこと、誰かと共有すること、それを体験した子どもたちの笑顔はとっても素敵でした。

 

《アンケートより》

《川内》

・ごうとうのそっきょうげきがたのしかった(小5男子)

・すれちがう時目を合わせるのがはずかしかった(中1女子)

・キャラがおもしろかった。ちょっとはずかしかったけど、皆が笑っていて、自分もほんと楽しかった(中3女子)

《鹿児島》

・最後のしばいが楽しかった(中2男子)

・ほんとうに楽しくて不安がなくなった。いろいろなあそびができて、いろいろなことがまなべた(中2男子)

・ウインクキラーがたのしかった(小4男子)

《鹿屋》

・むずかしかったこともあったけど、目をつぶって歩いたり、自分が分からないことおをやってみたりするのが、とてもたのしかったです(中3女子)

・最後のゲームがうまく伝えられなかった。今年で3回目だったけど、すごく楽しかった(中1女子)

◆バルーンアートワーク 【ばるーんでアートな動物園をつくろう】

◆色んな動物を作ってバルーン動物園が完成!◆

 

カラフルなバルーンから、たくさんの動物が出現!ストリートパフォーマンスでやってるバルーンアート。

まずは風船に触ってみよう。ここから何ができるかワクワクドキドキ。自分の作るバルーンはどんな形になるんだろう。

 

デパートで観たり、バルーンをもらったことはあるけれど、それをまさか自分で作れるなんて!それだけで楽しそうですよね。
最初は何を作っているのか分からなくて必死ですが、だんだん動物に見えてきたときの子どもたちの夢中な顔。コツがつかめてくると、どうやったらもっと可愛くなるか試行錯誤してみたり、みんなどんどん遊んでくれました。

 

 《アンケートより》

《鹿屋》

・プードルの丸を作ったところをするのがたのしかった(不明)

・バルーンアートをつくるのがたのしかった。先生のパフォーマンスもすごかった(小4女子)

・風船でいろいろな動物をつくったのがたのしかった(小3女子)

《鹿児島》

・われたりとかしたときはびっくりしたけど、つくったりとかするときはとってもすっごーくたのしかったです。またきたいです。きょうはほんとうにありがとうございました!!(小2女子)

・ライオンがつくれたから楽しかった(小3男子)

《川内》

・さいしょに作った犬がおぼえられてうれしかった。かわいくなったり、きれいになったりするこつをおしえてくれたからうれしかった(小3女子)

・さいしょは「われそう」と思ったけれどなれてきたら楽しかったです(小3女子)

《指宿》

・ぜんぜん知らなかったのをつくれるようになってたのしかった(小2男子)

・カイトせんせいにおしえてもらえたことが楽しかったです(小1女子)

◆人形劇ワーク 【タオルで遊ぶ人形劇】

◆タオルが大変身!たくさんの人形でお芝居しよう◆

 

作ってるときにワクワク、どんな人形になるのかな~。

できたときにドキドキ、どんなお話になるのかな~。

発表会にもっとドキドキ、うまくできるかな~。

やったことないことだらけだから、ドキドキワクワク!

 

《アンケートより》

《鹿児島》

・お話を自分たちで作ったの楽しかったです。また、やりたいです。(小3女子)

・人形げきを見たり、作って発表会をしたことがたのしかったです(小3女子)

・ももたろうのはっぴょうかいがたのしかった(小1女子)

《霧島》)

・発表会はドキドキしたけど、発表会で発表する内容を考えるときや、練習する時がたのしかった!いろいろな人形あそべてよかった!(小5女子)

・特大人形を作った(小5男子)

・みんなでつくったらたのしかった(小2女子)

◆マジックワーク 【モンブランのマジック教室】

◆たくさんのマジシャンの卵が誕生◆

 

タネも仕掛けもございません。だってこれはマジックだから。

ワークショップを受けた人だけの秘密がたくさん。このマジックで友達のみんなや、お父さんお母さんをびっくりさせるんだ!

 

ワークでは「おお~」「すごーい!」の声がいっぱいあがりました。テレビで見たりして、実際やってみても上手くいかなかったマジックが、自分の手でできた感動。

ワークでやってみたマジックはほんの一部、子どもたちの中にはもっと自分で技を磨きたい!と熱意を燃やした子もいるようです。

 

《アンケートより》

《伊佐》

・スプーンまげをできたことがしんじられなかった。トランプで作ったマジックも弟と妹に見せたい(小5男子)

・「なんで?」と思うことがたくさんあって、何個かやってみたいなぁと思った(小4女子)

・トランプで作るしかけが楽しかった(小4男子)

《鹿児島》

・マジックを自分ですることができたたから、うれしかった(小4男子)

・「モンちゃんパワー」のかけごえがとてもおもしろく、自分でスプーンをまげれたことが楽しかった(小5女子)

 《霧島》

・ハンカチのマジックが楽しかった(小4男子)

・口からトランプを出したのを見たり、スプーンを曲げたりできたから楽しかった(小6男子)

◆獅子舞ワーク 【“わたちゃん”のダンボールししまいワークショップ】

◆ダンボールがししまいに変身!◆

 

真っ赤なししまいの口をカチカチ鳴らして、楽しく踊ろう!あれ?みんなが持ってる、そのししまいはダンボール?そうです!このししまいは僕たち、私たちが作りました。色をぬったり、材料を切ったり・・・このししまいは宝物!

 

スタートはダンボールから。学校の図工の時間みたいだけど、作っているのはじっくり見たことのないししまい。子どもたちは切ったり、塗ったり、どんなものができるか、どう動くものを作っているのかわくわくしているようでした。できたししまいを担いで、踊るのもみんなきっと初めて。それだけでも気持ちが盛り上がります。

とんだり跳ねたり、みんなの作ったししまいが元気に踊っていました。

 

《アンケートより》

《中央公民館》

・かっこいいししまいが作れてよかった(小5女子)

・ししがしらを作ったあと、おどったのがおもしろかった(小4女子)

・わたしがわたちゃんにたべられておもしろかった(小1女子)

《伊佐》

・初めて作って、すごくよごれたけど、いい体験が出来たからすごくよかった(小5女子)

・じょうずにできたことが楽しかった(小2男子)

《指宿》

・ししがしらの色ぬりがたのしかったです(小2女子)

・ししまいをうごかしたりするのが、楽しかった(小4女子)

《霧島》

・ぜんぶたのしかった(小2女子)

・ぼくは作るのがすきだから楽しかったです。友達がいればもっと楽しかったと思います(小4男子)

 《川内》

・わたちゃんがやさしかったし、はじめてのししまいづくりがたのしかったです。わたしのともだちにじまんできそうです(小2女子)

・おどるのが楽しくて一日が楽しい日になった(小4男子)

・ししまいにかまれたのが楽しかった(小2男子)

《徳之島》

・スポンジで色をぬるのが楽しかった。おどるのも楽しかった。カッターナイフで切ることが思った以上に上手くいった!おぼらだれん!またもーちたぼれ!(ありがとう!また来てください!)(小5女子)

 

 

◆演劇ワーク 【みんなであそぼ!子ども演劇体験】

◆表現の形は自由。正解のない世界を体験しよう◆

 

表現する方法は何通りもあるからこそ、どうやろうか悩んじゃう。

いっそのこと思い切ってやってみよう!自分でもびっくりするような世界が待っているかもしれないよ。

 


みんなの恥ずかしがりながらも、ちょっとずつ自分なりの表現を見せていく過程がとっても素敵でした。「正解・不正解」がないものが表現。自分の思ったままを見せることに不安もあるかもしれませんが、誰かと作り合うことでもっともっと楽しいことを見つけ出せるという、そんな楽しい瞬間がたくさんありました。

 

《アンケートより》

《川内》

・お題のものを体で表現するのが楽しかった!(中3女子)

・みんなで形をつくったり、お話劇をつくったりするのが楽しかったです。初めてできんちょうしましたが、みんなと話せて、笑えて良かったです。また参加したいです。ありがとうございました。(中1女子)

・うらしまたろうとかのげきをしたりするのが楽しかったです(小3女子)