子ども時代にこそ数多くの感動の場に出会ってほしい


「児童は人として尊ばれ、社会の一員として重んぜられ、よい環境の中で育てられる」

――児童憲章にも謳われているように,子どもたちが心豊かで健やかに成長することをたくさんの方々が願っています。

しかし,家庭や学校・園など子どもに関わる多くの方々のひたむきな努力にもかかわらず子どもたちにかかわる様々な事件は後を絶ちません。また,子どもたちの生活にゲーム機などの電子機器が深く浸透し,無感動,無表情,無表現という言葉で象徴されるようになり,子どもたちの状況には厳しいものがあります。

 

文化芸術・・・それは人生を豊かにし,豊かな人間性,社会性を育む上で大切なもの

 2001年に文化の享受が人間の権利であることを基調に国の文化芸術振興基本法が成立し,文化の必要性が初めて法的に位置づけられ,鹿児島県でも2005年3月29日に鹿児島文化芸術の振興に関する条例が制定されました。

 本来,文化芸術は人間の暮らしにおいて必要不可欠なものであり,年齢や性別,経済などに左右されることなく等しく保障されるべきものです。

かごしま子ども芸術センターでは,豊かな人間性と多様な個性を育むために,子ども時代にこそ多くの感動の場に出会ってほしいと願っています。

 


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